ここでは実際にC.M.B. 森羅博物館の事件目録読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:C.M.B. 森羅博物館の事件目録
作 者:加藤元浩
出版社:講談社
掲載誌:月刊少年マガジン
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

あらすじ

大英博物館の三賢者に与えられた「智の守護者」の証であるC.M.B.の3つの指輪をもつ榊 森羅が同級生の七瀬 立樹と一緒に数々の事件を解決していく。

C.M.B.の指輪は本来なら3人がそれぞれ所有している物だったが、森羅は母の死後C.M.B.の指輪を持つ三賢者に引き取られ、森羅が家を出て行く時に全員が指輪を継承したため森羅が一人で所有することになった。

森羅は三賢者の元を離れた後は日本に行き、高校へ転入することになるのだが知識が大きく偏っており、社会科は歴史以外まるでダメだった。

だがその偏った知識を使って数々の不可解な事件を解決していくのである。

森羅は学校が終わると自らのお金で買い取った一軒家を博物館に改造してしまい、誰でも見れるように無料で解放していたが、場所がわかりにくすぎてなかなか客が来てくれない。

博物館には自分で集めた珍しいものが展示されているのだが、事件の解決を手伝う一方で報酬として珍しいものをもらってはそれを博物館に飾っている。

C.M.B.の指輪の持ち主ということもあって文化財の闇のブローカーなどに目をつけられることもしばしばあるようだ。

感想

Q.E.D. 証明終了はわりと好きな漫画で、同じ作者が書いていて世界観が同じということで今作も読んでいます。

飛び抜けて面白いわけではありませんが、気軽に読めるミステリーとしてなかなかできのいい作品だと思います。

Q.E.D. 証明終了とコラボレーションすることもあり、あっちのキャラクターがこっちに来たり、こっちのキャラクターがあっちに行ったりすることもあり、1つの話を2つの漫画の視点から見たりすることができるエピソードもあります。

数学、化学、物理、歴史、地学、生物など自分の知らない幅広い知識を得ることができるので読んでいて全くあきません。

よくこんなに調べたなと作者を尊敬するばかりです。

ミステリーを通じて広く浅くいろんなことを知りたいという方にはおすすめですよ。

アニメ化は?

2009年ごろにQEDがドラマするのに合わせてアニメ化する構想があったらしいのですが、結局ボツになったようです。

理由はいろいろあるようですが、海外取材などで未曽有の製作費がかかることが予想されるため、アニメ化はありえないとされているとか。

エピソードはいろんな場所で展開されるため、確かに1話にすごい費用がかかることになりそうですね。

同じミステリー漫画であるコナンに比べるともっと気軽に見れる感じになると思いますけどね。

実写化は?

アニメ化もまだなのに実写化はもっとないですね。

って言うかこれも世界中を飛び回らなければならなくなるのでやらないでしょうね。

1つのエピソードに焦点を当てて映画化できなくもないですけど、情報量が多すぎて詰め込みきれないでしょう。

QEDのドラマが失敗したことからもC.M.B.が実写化されることはまずないでしょう。