アイシールド21のあらすじと感想
ここでは実際にアイシールド21を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:アイシールド21
作 者:稲垣理一郎(原作) 村田雄介(作画)
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
巻 数:1~37
評 価:★★★★☆
アニメ化:○
ドラマ・映画化:未
あらすじ
泥門高等学校に合格した小早川セナは気が小さく幼馴染の姉崎まもりに守られてばかりだった。
中学時代いじめられてばかりいたセナにまもりは高校生になったのだから部活でもしてみればと提案する。
ひ弱な自分に運動部など務まるはずもないと思っていたセナはどの部活にしようか悩んでいる時、学校の不良にからまれいつものようにパシらされてしまう。
セナは購買まで走っていくが指示されたものは売り切れであり、それを不良たちに報告すると戻ってくるのが早すぎで購買まで行っていないのだと疑われる。
小さなころからパシらされてばかりのセナは本人でも気がつかないほど足が速かったのである。
怒った不良たちはセナを誰もいないアメフト部の部室まで連れて行き痛めつけようとするが、そこへアメフト部の栗田が戻ってきて新入部員だと勘違いされる。
アメフト部は栗田と要注意人物の蛭魔妖一の2人しかおらず、新入部員がのどから手が出るほど欲しかったのである。
不良たちは邪魔な栗田を排除しようとするがアメフト部でラインの栗田はびくともせず逆にやられてしまう。
部室に一人残っていたセナは新入部員だと勘違いされそのつもりはないと断るとものすごいがっかりされてしまう。
アメフト部の勧誘ポスターを見たセナは選手ではなく分析などを行う主務も募集していることに気が付きそれなら自分でもできると考えアメフト部への入部を決意する。
翌日、セナを狙っていた不良たちは返り討ちにあった栗田をシメるためにセナを待ち伏せして連絡先を奪い取ろうとするがセナは抵抗し走って逃げた。
この時の様子をたまたまアメフト部のヒル魔が見ており、セナの走りを目の当たりにして驚愕する。
その後ヒル魔はセナをいじめていた不良たちをシメるとセナをアメフト部の新たなRB(ランニングバック)として入部させるのだった。
感想
私は少年ジャンプで連載されていたのをリアルタイムで読んでいました。
スポーツ漫画の中でも珍しいアメフト漫画ということで当時から非常に楽しめたのですが、今読んでも面白い作品だと思います。
この作品を読んでもアメフトに関して詳しくなれるという感じの漫画ではありませんが、アメフトのことがわからなくても感覚的に楽しめる漫画になっていると思います。
知的なアメフトを楽しみたいという方にあまり向いていないと思いますが、おもしろいスポーツ漫画を読みたいと思っている方にはおすすめです。
コミックスなら途中途中で細かいルールの説明などもあるので初心者の方でも読みやすくなっていますし。
ストーリーとしては弱小校が下剋上をしていくというものなので読んでいて気分がいいですしね。
最後は日本代表とアメリカ代表が試合をするスケールの大きなものになっています。
アメフト漫画でおもしろい作品を探しているという方はぜひ読んでみてください。
アニメ化は?
2005年4月6日から2008年3月19日まで全145話で放送されました。
原作のクリスマスボウル準決勝・王城ホワイトナイツ戦までがアニメで放送されたようです。
画面がちょっと小さいですが興味のある方はこちらの動画で第1話を見ることができます。
原作は、飲酒、喫煙、発砲と何でもありになっていますが放送時間がゴールデンタイムだったということもあり、飲酒・喫煙の表現は削除されているようです。
また同様の理由から、賊学のバイク行為も全員ヘルメット着用になっています。
他にも細かい部分でたくさん違いがあるようなので原作を読んでいる方はどこが違うのか比べてみてください。
実写化は?
残念ながら実写化はされていませんね。
テーマとしては実写化されてもおかしくないですが、キャスティングや試合風景などにいろいろ問題があるのかもしれませんね。
実際にアメフトの試合をやらせることになるとかなり大掛かりになりそうですし。
なによりヒル魔が外道すぎて演じきれる人がいないでしょうからね。
今後どうなるかはわかりませんがあまり期待しない方がいいでしょう。
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