銀狼ブラッドボーンのあらすじと感想
ここでは実際に銀狼ブラッドボーンを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:銀狼ブラッドボーン
作 者:艮田竜和(原作) 雪山しめじ(作画)
出版社:小学館
掲載誌:裏サンデー
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未
あらすじ
サンサロドという町で連続殺人事件が発生する。
しかも普通の連続殺人ではなく被害者全員が骨だけを奪われているという異様な事件だった。
サンサロド警察署のドゥネ警部は今回の事件を人間の仕業ではないと考え、かつて吸血鬼ハンターとして英雄となったハンス・ヴァービットに討伐を依頼することに。
現在ハンスは70歳の老人となっており自宅で半吸血鬼ココウィルと共に余生を楽しんでいたが、旧知の仲であるドゥネの連絡により重い腰をあげた。
ドゥネは英雄ハンス・ヴァービットが死ぬことで国が動くことを期待しており、ハンスをただの生贄としようとしていたが、それと同時にかつて化け物のような力をふるったハンスが死ぬはずないとも思っていた。
新米刑事のアナに案内してもらい一番新しい事件現場にやってきたハンスはそこで歯のかけらのような発見するが、なんとそれが突然大きくなり口のような形をなして襲い掛かってきたのである。
ハンスはなんとかその物体を仕留めるがそれを見て本体が想像以上の化け物であることを悟る。
対策を練るため急いで警察署へ戻ったハンスだったが警察署はすでに今回の事件の首謀者であるグリムに襲われており、ドゥネも瀕死の重傷だった。
ココウィルが持ってきた銀鎚を使ってなんとかドゥネを救い出したハンスだったが、ドゥネの口からグリムが姿を現し、アナを人質に取られたハンスは追い詰められてしまう。
しかしグリムはハンスを殺すことはせず体に何かを埋め込んで姿を消した。
2日後、ハンスはかつての動きを取り戻すため訓練を開始し、グリムと決着をつける覚悟をするのだった。
そのころ、港ではグリムのはいかが船を襲撃し、そこに居合わせた男が悔しそうに首謀者である少年を見上げるのだった。
感想
タイトルと絵が気にいって読んでみました。
自分はヴァンパイアとかウェアウルフとか言う話が好きで、この作品もそれ系統の話だと思っていたのですが、まさに読み通りでした。
敵はヴァンパイアでそれを狩る銀狼団という人間の組織に、謎の生物”骨喰のグリム”と楽しくなる要素満載です。
主人公が70歳の老人というのも斬新ですね。
かつては英雄でも今ではただの老人・・・かと思いきや銀鎚を振り回すファンキーなおじいさん。
70歳であれだけ動けたら幸せでしょうねw
物語の所々には主人公の過去の話なども盛り込まれているので伏線回収もしやすくなっていると思います。
この先どのくらい続くかはわかりませんが、自分としてはできるだけ長く連載してほしいですね。
ヴァンパイアとか怪物系統の漫画が好きな人には非常におすすめです。
ジャンル的にはサスペンスとバトルが混ざったような感じになっており、公式サイトにはサスペンスアクションと書いてありました。
純粋にバトル漫画としても楽しめるで興味のある方はぜひ読んでみてください。
ちなみに銀狼ブラッドボーンは裏サンデーの86作品中17位(2018年1月現在)という位置のまあまあ人気な作品なので読んでおいて損はないと思いますよ。
アニメ化は?
題材的にはアニメ化されてもおかしくありませんが、それぐらいの人気が出るかはきわどいところです。
絵もうまいですし個人的には期待している作品なんですけどね。
まあこの先どうなるかはわからないので期待せずに待ちましょう。
何か新しい情報が入ってきたらお伝えしていきますね。
実写化は?
実写化に関しては何の話もないようで、将来的にもこの漫画が実写化されることはまずないと思います。
バトル漫画は人間離れした動きを取る主人公が多く実写化には向いていませんからね。
例にもれず本作も70歳の老人がアクロバティックなバトルを展開するので、普通の人間に演じるのは無理でしょう。
アニメ化と違ってこちらは期待しない方がいいでしょうね。
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