ここでは実際に食糧人類-Starving Anonymous-を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:食糧人類-Starving Anonymous-
作 者:蔵石ユウ(原作) イナベカズ(作画)
出版社:講談社
掲載誌:eヤングマガジン
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

あらすじ

地球温暖化が進み人類の人口は100年前の1000分の1まで減少していた。

ごく普通の学生である伊江が親友のカズと共にバスに乗ると乗客が次々と倒れ始め、運転手はガスマスクをつけていた。

伊江もそのまま気を失ってしまい気が付くと人間を家畜と同じように処理している施設に運ばれていた。

更にとこでは人間をぶくぶくに太らせる肥育場まであった。

混乱する伊江はそこでナツメと山引という2人の男に出会う。

2人は伊江の3日前ぐらいに連れてこられたようであり、その場所について伊江よりは把握しているようだった。

だが現実を受け入れられない伊江は扉をたたき助けを求めてしまい、ナツメは伊江をとめて何があっても振り返るなと言い人間を肥え太らせる薬液を飲んでいるふりをするように指示した。

訳のわからない伊江だったがそこへ触角をもった人間ではない何かがやってきて太った人間たちを食べ始めた。

謎の生物が去ると今度は人間の清掃員がやってきて掃除を始めた。

ナツメと山引は清掃員に襲い掛かり服を拝借すると施設からの脱出を試みる。

2人は伊江のことを足手まといだといい置いていこうとするが、画家志望である伊江は瞬間映像記憶という特殊な技能を披露して自分が役に立つことを証明し2人に同行することを許される。

そして伊江はその施設の真相に迫っていくのであった。

感想

人類最大のタブーの一つである食人というテーマをもろに描いている問題作ですね。

このマンガがすごい2018年オトコ編では47位にランクインされており、前々から興味があったこともあって取りあえず読んでみました。

すると思っていたよりもおもしろくて今ではすっかりはまってしまっています。

タイトルからして人間が人間を食べているのかと思っていたのですが実はそうではなく裏で操っているのがいるんですけど、それを見るとガンツを思い出しますね。

ここではあまり深くは触れませんが主人公と一緒に行動する2人の男たちはどちらも訳ありの人間で正直味方とは思えないような人たちです。

設定から人間からすべてぶっ飛んでいて間違いなく問題作と言えるでしょう。

でもその設定にどこか引き込まれてしまうのも事実で、着地点によってはかなりおもしろそうな作品であることも間違いありません。

この作品は間違いなく好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、個人的にはかなりおもしろい作品だと思います。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

アニメ化は?

タイトルからもわかるようにこの作品がアニメ化されるのはちょっとなさそうですね。

確実に規制がかかる内容ですし人の扱いがかなりやばいですからね。

まじめに考えると吐き気を催すような設定になっているので、まあ映像になることはないと思います。

でも好きな人はかなり好きだと思うので待ち焦がれている人もいると思いますが、まあないと思いますよ。

実写化は?

実写化にも確実に規制がかかると思いますのでまあないと思います。

もともとがWEB漫画なので普通に出版社に持ち込んでもコミック化されたかは怪しい内容ですし、そんな漫画が実写化されるとは到底思えません。

ということで実写化にも期待しない方がいいでしょう。