漫画本格科学冒険漫画 20世紀少年のあらすじと感想
ここでは実際に漫画本格科学冒険漫画 20世紀少年を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:本格科学冒険漫画 20世紀少年
作 者:浦沢直樹
出版社:小学館
掲載誌:ビッグコミックオリジナル
巻 数:1~22+2巻
評 価:★★★★★
アニメ化:未
ドラマ・映画化:○
あらすじ
1997年、ケンヂは行方不明になった姉の子供カンナを背負い、実家のコンビニを切り盛りしていた。
だが経営はうまくいっておらずオーナーからは嫌味を言われる日々が続いていた。
ケンヂの実家は以前は酒屋を営んでおり、今でもお得意様には酒の配達を行っていた。
だがお得意様の一人である敷島教授が謎の失踪を遂げ、壁にはなぜか見覚えのあるマークが描かれていた。
更に幼馴染のドンキーが自殺したという知らせが入り葬式に出席した。
その後死んだドンキーから生前送られていた手紙が来て、その手紙を読むと敷島教授の家で見たマークが描かれた紙がはいっていた。
これにより徐々に過去の記憶がよみがえってきたケンヂは子供の時によく遊んでいたメンバーにマークのことを聞いて回る。
するとそのマークを考えたのは親友のオッチョで、子供のころはそのマークをシンボルにして秘密基地などを作り遊んでいたことなどを思い出す。
そしてケンヂは”ともだち”と呼ばれる謎の人物がこれまでの事件のカギを握っていることを突き止める。
感想
浦沢直樹の作品を読んだのは20世紀少年が初めてだったのですがあまりのおもしろさに感動してしまいました。
最初は友達に薦められて漫画を借りて読んだのですが、あまりのおもしろさにすぐに自分でもコミックを集め始めました。
これほどストーリーが練り込まれた作品を見たのがこれが初めてでしたね。
それぐらい話の作り方が素晴らしかったですし、なにより圧倒的に面白かったです。
20世紀少年は22巻まででしたが、その後21世紀少年というタイトルで続編がコミックで2冊続きそこで完結しました。
正直最後の方はしりすぼみした感が否めませんでしたが、そこまでは非常に楽しめました。
ミステリー・サスペンス漫画で浦沢直樹以上の作品をかける人はいないとさえ思わせるぐらいの内容でしたからね。
漫画には好き嫌いがあると思いjますが、おそらく読んだ方の大部分は面白と感じてくれると思います。
まだ読んだことがないという方は非常にもったいないので是非是非読んでみてください。
アニメ化は?
残念ながらアニメ化はされていませんね。
理由はよくわかりませんが、人がバンバン死にますし最終的には丸く収まるもののほぼほぼ全編で悪の方が力を持っているので成長に悪影響を及ぼすと考えられているのではないですかね?
人類を滅ぼすためにウイルス開発などしちゃってますからね。
そりゃ規制もされるでしょうw
浦沢直樹の漫画はMONSTER以降悪の方が力を持っている傾向があるので、それが他とは違っておもしろい部分でもあるんですけどね。
まあでもやっぱり子供に20世紀少年がドラゴンボールのどちらを見せるとなったらドラゴンボールを選んでしまう方がほとんどということなのでしょう。
*上記はあくまでたとえなのでドラゴンボールの方が面白いといっているわけではありません。
今後もアニメ化される予定はありませんので、おそらくアニメになることはないでしょう。
実写化は?
2008年から2009年にかけて堤幸彦監督、唐沢寿明の主演で3部作で公開されました。
キャスト
- ケンヂ/遠藤健児・・・唐沢寿明
- オッチョ/落合長治・・・豊川悦司
- ユキジ/瀬戸口雪路・・・常盤貴子
- カンナ/遠藤カンナ・・・平愛梨
- ヨシツネ/皆本剛・・・香川照之
- マルオ/丸尾道浩・・・石塚英彦(ホンジャマカ)
- カツマタくん/勝俣忠信・・・神木隆之介
- フクベエ/服部哲也・・・佐々木蔵之介
- 万丈目胤舟・・・石橋蓮司
- 神様・・・中村嘉葎雄
- キリコ/遠藤貴理子・・・黒木瞳
- モンちゃん/子門真明・・・宇梶剛士
- ヤマネ/山根昭夫・・・小日向文世
- ドンキー/木戸三郎・・・生瀬勝久
- ケロヨン/福田啓太郎・・・宮迫博之(雨上がり決死隊)
- コンチ/今野裕一・・・山寺宏一
- サダキヨ/佐田清志・・・ユースケ・サンタマリア
*幼少期のキャストは省いています。
原作とは若干異なる内容となっていますが、浦沢直樹いわくもう一つの20世紀少年として楽しんでいただければということです。
画質は悪いですが第1部の動画があったので掲載しておきますね。
個人的には映画よりも確実にコミックの方が面白いと思うので、映画だけ見てコミックを読んでいない方はぜひ読んでみてください。
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