BLUE GIANTのあらすじと感想
ここでは実際にBLUE GIANTを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:BLUE GIANT
作 者:石塚真一
出版社:小学館
掲載誌:ビッグコミック
巻 数:1~10巻
続 編:BLUE GIANT SUPREME
評 価:★★★★★
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未
あらすじ
正直で真っすぐな性格の宮本大はある時友達に連れて行かれたジャズのライブでテナーサックスの魅力に取りつかれる。
だが大の家はお世辞にも裕福とは言えず、バスケット部に入っている大は口が裂けてもテナーサックスがほしいとは言えなかった。
そんなある時、大の兄である雅之が高校を卒業し就職して初任給をもらうと、なんと50万円以上もするテナーサックスを36回ローンで大に買ってあげたのである。
大は言葉では言い表せないほど兄に感謝し、その日から毎日のように川原でサックスの練習に励んだ。
音楽の経験もなにもなかった大だったが、確信しているかのように将来はプロのサックスプレイヤーになると公言する。
本作は大が出会いに恵まれながらサックスを通して成長していく漫画である。
感想
自分は別に音楽が好きでも嫌いでもないですし、音楽漫画といえばBECKぐらいしか読んでいませんが、この作品には非常にはまっています。
何が面白のか自分でもよくわからないのですがとにかく目が離せないというか、引き込まれるというか、BLUE GIANTの世界にどっぷりハマってしまいました。
本作の魅力は愚直といっていいほどまっすぐな性格の大が人と出会うことで成長していくところですね。
もちろんそれは大のひたむきな努力あってのことなのですが、人はそんなにバカ正直には頑張れないものですからね。
だからこそこの漫画には魅かれるのだと思います。
ただただ本気でサックスプレイヤーを目指す大!!
音楽経験0、音符も読めない大が毎日のように練習する姿はスゴイの一言です。
最初は一人で練習し、ある時サックスプレイヤーと出会い彼に師事する。
仙台で活動していた大ですが、師匠から表に出ろと言われて東京へ。
そこですぐにピアニストに出会いチームを組むことに。
このチームがひとくせもふたくせもあって何度も衝突を繰り返すのですが、そのたびに成長していく姿は見ていて気持ちいですね。
巻数も10巻までと読みやすく、続編の「BLUE GIANT SUPREME」もまだ2巻までしか出ていない(2017年8月現在)のですぐに読めると思いますし、ちょっとでも読んでみたいかもと思った方はぜひ読んでみてください。
アニメ化は?
BLUE GIANTは2017年8月時点ではアニメ化されていません。
音楽系の漫画をアニメにすると実際に音が出るようになるので、見る側にとっては非常にありがたいことですが、作る側にとってはかなり厳しいような気もしますね。
しかもBLUE GIANTはなかなか難易度の高いJAZZなので音を再現するのには一苦労しそう・・・。
テナーサックスだけでも大変なのにピアノとドラムも付いてきますからね。
更に大の音はとっても良い音のようで、その時点でかなりハードルは上がっていますよね。
ってことでアニメ化されるのはまだまだ先になるか、もしくはされないかのどちらかでしょうね。
実写化は?
アニメ化もまだなのに実写化はもっとないですね。
同じ音楽漫画のBECKは実写化されていましたけど、あれってどうだったんですかね?
自分は漫画しか読んだことがないのでわかりませんが、歌とかもきっちりはいっていたんですかね?
音楽漫画を実写化するのはかなりハードルが高そうなので、取りあえずアニメ化されるのを気長に待ちましょう。
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