天空侵犯のあらすじと感想
ここでは実際に天空侵犯を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:天空侵犯
作 者:三浦追儺(原作) 大羽隆廣(作画)
出版社:講談社
掲載誌:マンガボックス(オンライン)
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★★
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未
あらすじ
女子高校生の本城遊理は普段通り生活していたが、ある時窓の外に謎のタワーが出現し、気がついた時にはどこかわからない高層ビルに飛ばされていた。
目の前には仮面をかぶった男とその男が殺したと思われる死体が。
わけがわからず逃げまどう本城遊理は仮面に襲われ次々に自殺していく人を目の当たりにする。
助けを求めるために警察や両親に電話をかけようとうするがつながらない。
だがなぜか兄の理火に電話をかけるとつながり、理火も同じ世界に来ていると聞かされる。
遊理は理火からその世界のルールを聞き、理火と合流するためにその謎の世界を生き抜くための覚悟を決める。
果たしてこの世界は何なのか?
遊理は理火と合流することができるのか?
至極のサスペンスホラーがいま幕をあげる!!
感想
この漫画を見ようと思ったきっかけは表紙の仮面の絵がもろにストライクだったからです。
実際に読んでみると期待通りの内容で非常に楽しめています。
いきなり謎の世界に飛ばされた主人公が仮面をつけた連中に襲われ、しかも自殺を促される。
このわけのわからない設定が何ともハマっており自らの知恵と勇気で危機を乗り越えていく主人公の姿は見ていて思わず応援したくなります。
ただしそれは前半だけで後半になるとその世界の目的のようなものがおぼろげながら判明してきて、更に彼女自身は・・・。
ネタばれは極力避けたいので深くは解説しませんが、仮面をかぶったものとのバトルは躍動感があり見ていて非常に楽しめます。
感覚派の妹に対して理論派の兄である理火はやたらと冷静で、自分にできることを最大限に行っていきその世界でも生き抜いているのですが、実は遊理と理火の間にも何やら秘密があるようで・・・。
まあこれは13巻現在では明らかになっていませんがだいたいの予想はもうつくような感じになっています。
また序盤に登場するスナイパーを使う仮面の男もいるのですが、この男も理火と何やら因縁があるようで・・・。
まだまだ多くの謎が残っているだけに目が離せない展開となっており、伏線がたくさん張り巡らされているためいつ回収するのか非常に楽しみでもあります。
読んでいて飽きがこない展開はさすがの一言で、作者はもともと亜人という漫画の原作を行っていた三浦追儺さんとなっています。
好き嫌いが割と別れる作品だとは思いますが、絵を見て大丈夫な方はいけると思うので是非読んでみてください。
もちろん私の評価も5つ星中の5つ星となっています。
アニメ化は?
天空侵犯はもともとネットで公開されていた漫画だったのですが、人気が出るにつれてコミック化されたようです。
ですがまだまだ知名度が高いとは言えずアニメ化には至っていません。
まあ人がバンバン自殺しまくって、仮面がバンバン人を殺す漫画なのでアニメに向いていないと言えば向いていませんが。
ただ何かのきっかけで爆発的に知名度が高まる可能性はあると思っていますので、アニメ化はない話ではないと思います。
バトルも多いのでアニメには割と向いているとは思いますけどね。
まあ今後の展開に注目ですね。
実写化は?
アニメ化もまだなのに実写化はもっとないですね。
さすがにこの内容を実写化するのは難しいような気がします。
セットも作れないと思いますし、やるとしたらほぼすべてがCGになると思いますので、なんとも味気ない感じになってしまう予感はします。
まあまだそこまで人気が出ているわけではないので、打ち切りが先か実写化が先かという感じでしょう。
待ち望んでいる方は気長に待ってください。
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