テラフォーマーズのあらすじと感想
ここでは実際にテラフォーマーズを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:テラフォーマーズ
作 者:貴家悠(原作) 橘賢一(作画)
出版社:集英社
掲載誌:ミラクルジャンプ,週刊ヤングジャンプ
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★★
アニメ化:○
ドラマ・映画化:○
あらすじ
西暦2599年、人類は火星のテラフォーミングに着手していた。火星を住める環境にするために人間が行ったのは光合成をおこなう苔と、その苔を食べて繁殖し苔の生態域広げるとともに、黒い体を生かし太陽からの熱を効率よく吸収する生物を放った。その生物とは地球が誕生してから全く姿かたちを変えることがなかったゴキブリである。ある程度テラフォーミングが進むと、今度はゴキブリを駆除すべく人員を派遣することになった。火星のゴキブリを駆除・清掃するために地球を発った宇宙船・バグズ2号の乗組員15名の中には日本人である小町小吉の姿もあった。船員たちはゴキブリを駆除するためにある特別な手術を受けていたが、それはただのゴキブリ駆除にしてはいきすぎた手術だった。小町小吉はゴキブリ駆除の裏側に隠された恐るべき陰謀に巻き込まれていく。
感想
面白い漫画はないかといろいろ情報を集めていた時のこの作品がおすすめとして紹介されていて試しに読んでみたところドハマリしてしまいました。
進化したゴキブリをいろいろな生物の能力を持った人間たちが倒しに行くって言うのがつぼにはまってしまい、しかもその裏で各国の利益をめぐった争いが勃発しているのがいい感じに自分の琴線に触れました。
王道のバトルアクションに加えて裏では頭脳戦が繰り広げられる。
多くの伏線が張られていて読んでいてとても楽しめます。
人間に組み込まれる生物の能力もメジャーなものからマイナーなものまで多種多様で、意外な生物の生態が知れるのも面白いです。
まあでもやはり醍醐味はゴキブリと人間が戦うシーン。
いろんなものを背負った人間の強さ vs 失うものが何もないゴキブリの強さ みたいな感じで、人間側はバンバン人が死んでいきますし、終始劣勢なんですけど、そこがまた見ごたえがあるというか、改めて人間の強さを再確認できるというか・・・。
王道の漫画好きなら確実に面白い漫画なので是非是非読んでみてください。
もちろん私の評価も5つ星中5つ星です。
*2017年8月現在、コミックは20巻まで発売されていますが、少し前から休載しているため続きがいつ出るかわからない状態です。
アニメ化は?
テラフォーマーズはアニメ化もされており最初の1巻の部分がOVAで、2巻のアネックス編がアニメとして公開されています。
アニメは第1期と第2期にわかれており、第2期はテラフォーマーズ リベンジというタイトルでコミックの12巻ぐらいまでの内容になっているようです。
アニメではコミックスであった部分が省略されていたりした影響なのかそこまで評判がいいものにはなっていないようです。
まあこの先第3期と続いて行くことは間違いないので、どのくらい盛り上げてくれるかで評価も変わってくるでしょう。
実写化は?
2016年4月29日に実写化された映画が公開されました。
ただしいくつかの設定は変更されており、公開後の評価は最悪といっていいほど悪いものとなっています。
まあこの予告編を見ただけでおもしろくなさそうなのがひしひしと伝わってきますよねw
これだけ酷評されたら続編が作られないでしょうね。
キャスト
- 小町小吉 – 伊藤英明
- 秋田奈々緒 – 武井咲
- 武藤仁 – 山下智久
- 蛭間一郎 – 山田孝之
- ゴッド・リー – ケイン・コスギ
- 森木明日香 – 菊地凛子
- 堂島啓介 – 加藤雅也
- 大張美奈 – 小池栄子
- 大迫空衣 – 篠田麻里子
- 手塚俊治 – 滝藤賢一
- 連城マリア – 太田莉菜
- 榊原 – 福島リラ
- 吉兼丈二 – 渋川清彦
- 総田敏雄 – 青木健
- 町岡隆太 – 長尾卓也
- 虎丸陽 – 黒石高大
乗組員が多国籍だったことにけっこう意味があったんですけど、全員を日本人に再設定してしまったらそりゃ大ゴケしますよね。
自分はまだこの映画を見てはいませんが、今後も見ることはないでしょう。
ってことでテラフォーマーズはコミックスはおもしろいのでそれだけ見ておけば間違いないでしょう。
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