ここでは実際にダーウィンズゲームを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

 

タイトル:ダーウィンズゲーム
作 者:FLIPFLOPs
出版社:秋田書店
掲載誌:別冊少年チャンピオン
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★★
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

 

あらすじ

ごく普通の高校生である須藤要(スドウカナメ)はある時友人からソーシャルアプリの招待を受ける。

カナメが軽い気持ちでアプリを起動すると突然画面から蛇のような物が出てきて首をかまれ気絶してしまう。

目覚めたカナメは学校を早退するのだがアプリ画面を見るとバトル開始の合図が。

電車の向かい側には対戦相手と記載されている謎の気ぐるみ男が・・・。

ここから命をかけたカナメのサバイバルゲームが幕を開ける。

果たしてカナメは生き残ることができるのか?
 

感想

正直この手の設定のバトル漫画は腐るほどありますが、ダーウィンズゲームはその中でも断トツに面白いおすすめの漫画です。出てくるキャラクターには一人一人異能(シギル)と呼ばれる特殊能力が備わるのですが、その能力の発想が素晴らしい。普通のアプリはガチャなど運の要素が多分に含まれていますが、このゲームでもそういった側面があり、与えられるシギルに大きな優劣があります。シギルは運によって左右されるものなのか、あるいは本人の資質によるものなのかは不明ですが、おそらく後者による部分が大きいのでしょう。ゲーム内で利用できるガチャもありそれはまるっきり普通のアプリと一緒で運ゲーとなっていますが、実力と準備さえあればガチャは使わなくてもOKのようです。

主人公は最初は普通の青年ですが与えられたシギルが非常に強力で、ゲーム内で歴戦のつわものを倒していくのも見所です。ただし主人公はその能力に胡坐をかいているわけではなく頭を使って相手を追い詰めていく傾向にあり、だんだん成長していく過程は必見です。主人公の味方となるキャラクターも個性派ぞろいで、それがうまくはまっていくさまが非常に面白いです。

絵も非常に上手で、FLIPFLOPsとはコンビ名のようなもので原作をぎんこ、作画を高畑ゆきの2人が担当しています。他の作品を見たことはありませんがそのうち見てみたいとは思っています。

王道のバトル漫画で面白い作品を探している方には非常におすすめです。ここでの評価も5段階中5となっています。2017年8月現在では12巻まで発行されておりまだまだ続いていくような雰囲気はあります。非常に読みやすい作品なのにほとんどの漫画紹介サイトでランキングに入っていません。おそらく知らない人が多いのだと思います。絶対に面白いので是非読んでみてください。
 

アニメ化は?

これだけ面白いとアニメ化されるのかどうか気になるところですが、2017年8月時点ではまだアニメ化の話は公になっていません。

まあアニメ化するならそれなりの巻数が必要になりますからね。

コミックの巻数的にはアニメ化してもおかしくない長さにはなっているので秘密裏に話が進んでいる可能性も否定はできません。

アニメ化されれば一気に知名度が上がって読む人が増えるでしょうね。

個人的には隠れ名作だと思っているので多くの人に知られると若干複雑な気持ちですが、面白い作品を多くの人に知ってもらえるのはうれしいことですね。
 

実写化は?

最近では漫画の実写化が非常に多くなっていますが、おそらくこの作品が実写化されることはないでしょう。

100%ないとは言い切れませんが実写化するとグロテスクな部分やシギルなどを再現するのが非常に難しいため(まあCGを使えば余裕でしょうが)ないと思います。

って言うか実写化しても確実にすべるのが目に見えているのでされてほしくないですね。

まあまずはアニメ化の方が先でしょう。