文豪ストレイドッグスのあらすじと感想
ここでは実際に文豪ストレイドッグスを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:文豪ストレイドッグス
作 者:朝霧カフカ(原作) 春河35(作画)
出版社:KADOKAWA
掲載誌:ヤングエース
巻 数:1~連載中
評 価:★★★☆☆
アニメ化:○
ドラマ・映画化:未
あらすじ
孤児院を追い出され空腹を我慢しながらヨコハマをさまよっていた中島敦だったがついに限界を迎える。
敦は生き延びるために通行人の財布を奪う算段をたてるが、目に入ってきたのは頭から川に突っ込んで流される男の姿だった。
見るに見かねた敦はその男を助けるがなぜ助けたのかと悪態をつかれてしまう。
その男は自殺マニアの太宰治という男だった。
敦が困っているとそこへ太宰の同僚の国木田独歩がやってきてお茶漬けをごちそうしてもらう。
敦が2人は何の仕事をしているのかと尋ねると武装探偵社で働いていると聞かされる。
世の中には異能をもつものがおり、それを人のために使うものもいれば自分のために使うものもいた。
武装探偵社は異能者の集団であり、警察に手の負えない事件などを調査していた。
この時2人は2週間前に現れたという「人食い虎」の調査をしており、その話を聞いた敦はその虎は自分のいた孤児院の方に出現していたが、自分の後を追ってヨコハマに来たと主張する。
その話を聞いた太宰は敦が虎を捕らえる鍵になると考え2人である倉庫へ行き虎を待ち伏せる。
だが虎は現れることなく太宰はある仮説を敦に話し始める。
それは虎の被害が出始めたのと敦がヨコハマに来たのが同じ時期であり、虎の正体は敦自身であるというものだった。
そして月明かりを浴びた敦は虎へと変貌し太宰に襲い掛かったのである。
敦の正体を知っても平然としている太宰はここでも自殺願望をのぞかせるが、太宰が敦に手を触れるとたちまち元の姿に戻った。
太宰の異能は「人間失格」というもので触れた異能を無効化するというものだったのである。
これにて人食い虎事件は解決となり、太宰は敦を武装探偵社に入社させることにしたのだった。
感想
全く本を読まない自分でも知っているほど有名な作家の名前がボンボン出てきて親しみやすかったです。
もちろん知らない名前もありますし、名前を知っていても作品を知らないので能力がいまいちピンと来なかったりするキャラクターもいますが、細かいことは置いといて純粋に異能バトルを楽しめるものになっていると思います。
ただ個人的にはあまり好きなストーリー展開ではなく評価は3つ星になっています。
たぶん自分が本好きで作家のことを知っていたらもっとおもしろく思っただろうと思います。
まあでも有名どころは抑えられていますし、本は読んだことなくてもタイトルぐらいは知っているのもあるので、主要キャラたちはだいたいイメージできる感じになると思います。
例えばわかりやすいところでいえば芥川は羅生門ですし、ドストエフスキーは罪と罰ですし。
どんな能力なのかはさておきイメージはしやすいと思いますよ。
内容はいわゆる王道のバトルものではなく異質な感じもしますが、好きな人は好きだと思います。
悪くはないので興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか?
ちなみにこの作品が生まれたきっかけについて、原作者の朝霧は「文豪がイケメン化して能力バトルしたら絵になるんじゃないかと、編集と盛り上がったから」と述べているようです。
大ヒット作ってこうした偶然をものにできるかどうかが決行大事だったりするんですね。
アニメ化は?
全国書店員が選んだおすすめコミック2014で第11位で単行本は500万部を突破しているほどの人気作であるためアニメ化もされています。
まあ内容的にはアニメ化されてもおかしくないないようなので後はどのような構成になっているかですね。
第2クールまで放送されて、コミックスの第37話まで放送したようですね。
あとOVAで第40話目も追加されたようです。
2018年3月3日には劇場版アニメ『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』の公開も予定されています。
この劇場版アニメは完全新作のストーリーになっているとのこと。
興味のある方は劇場まで足を運んでください。
実写化は?
実写化映画化あるいはドラマの話はまだ出ていないようですね。
内容が内容なので実写化されるとしたら映画の方でしょうね。
でもこの作品が実写化されるのはちょっと想像できませんね。
仮に実写化されても失敗する未来しか見えませんが・・・。
まあでも最近は漫画の実写化が増えてきているので人気から言えば十分あり得ますね。
今後の動きに注目しましょう。
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