亜獣譚のあらすじと感想
ここでは実際に亜獣譚を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:亜獣譚
作 者:江野スミ
出版社:小学館
掲載誌:裏サンデー
巻 数:1~連載中
評 価:★★★☆☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未
あらすじ
害獣駆除に森にはいったアキミア・ツキヒコは害獣を殺そうとしているところを何者かに邪魔されてしまう。
応戦するアキミアだったが結局相手の正体はわからず逃げられてしまい、更に高いところから落とされた衝撃で深手を負ってしまう。
アキミアが目を覚ますとそこには弟を探して森にはいったというホシ・ソウの姿が。
もちろん2人は初対面だったが、衛生兵でもあるソウはアキミヤの介抱をしてあげた。
ソウはアキミヤに3日前から弟が行方不明になっており、弟を探すために法律違反をしてまで森にはいってきたのだという。
それを聞いたアキミヤは自分を襲ってきた謎の人物がソウの弟であると考え、害獣を擁護した弟は殺さなければならないと話す。
どうしても弟を助けたいソウにアキミヤは自分と結婚するなら弟のことは見逃してもいいと言いだす。
その夜、森の中から赤ん坊のような声が聞こえてきたためアキミヤはソウを連れて様子を見に行った。
その赤ん坊は害獣病を患っており、アキミヤは何の情けも掛けずにソウの目の前で赤ん坊を殺した。
アキミヤはヴィエドゴニャだったら助かったのにと口にする。
この世界には害獣病というものが蔓延しており、人間が害獣病にかかると徐々に体が変化して害獣となってしまうのだ。
しかしごくまれに害獣病にかかっていても病気を発症せず、死ぬと害獣になる者もいる。
そういった者たちはヴィエドゴニャと呼ばれあらゆる差別を受けながら生きていくことになる。
アキミヤの無慈悲な姿を見たソウは弟も同じように殺されると感じアキミヤと結婚することを承諾した。
そこへ今度は大型の害獣が現れ2人に襲い掛かってくる。
もともと重傷を負っていたアキミヤは大量の出血をしており気の上に避難するがこのままでは二人とも死んでしまうと話す。
ソウの姿を見たときから我慢ができないアキミヤは今すぐ夫婦になろうとソウに迫りそこで二人はまぐわったのである。
ソウはアキミヤに弟がヴィエドゴニャで害獣に少なからず愛着を持っていることを明かした。
だが行為が終わるとアキミヤは衝撃の事実をソウに告げることになる。
それは自分もヴィエドゴニャで先の接触によりソウにも害獣病が感染したということだった。
感想
最近裏サンデーにはまっていてこの作品もなんとなく目にとまったので取りあえず読んでみました。
作風はどことなくデビルズラインと同じような感じに思いましたがあれよりもっとエグい感じですね。
表現もかなりストレートですし、内容的にはかなりぶっ飛んでいる感じです。
なにより主人公が一番イカレていますし。
最初の方は読んでみても訳がわからないと思いますが読み進めていくうちに理解できると思います。
ダークファンタジーが好きな方は取りあえず読んでみるといいのではないでしょうか。
ただダークファンタジー好きな自分でもこの作品はちょっと・・・と思ってしまいましたけど。
アニメ化は?
この作品がアニメ化されることはないでしょう。
内容がぶっ飛び過ぎていますしアニメ向けでもありませんし。
スゴイ人気ってわけでもないようですから10巻も行かないうちに連載終了するんじゃないですかね。
実写化は?
アニメ化もありませんが実写化ももっとないでしょう。
これを実写化しても誰得?って感じになりそうですし。
もちろんこの作品が好きな人はいると思いますけど万人ウケはしないと思いますしね。
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