ここでは実際に少年ラケットを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:少年ラケット
作 者:掛丸翔
出版社:秋田書店
掲載誌:週刊少年チャンピオン
巻 数:1~13
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

 

あらすじ

2年前、10歳の日向伊智朗は父親と趣味で卓球を楽しんでいたが、ある有名な選手と互角以上の戦いを見せていた。

現在、伊智朗は男手ひとつで育ててくれた父親を火事で亡くし、その時のショックですべての記憶をなくしていた。

当然卓球の記憶もなくなり、伊智朗は友達に誘われ野球部にはいっていたが下手すぎて周りに迷惑をかけていた。

失った記憶も全く戻る気配がなく、運動も芸術もなにをやっても駄目な伊智朗だったが唯一友達に反復横とびだけは勝っていた。

ある時、クラスメイトで卓球部のマネージャーをしている宮原が今度練習試合があるといってその準備で卓球道具を教室に持ってきた。

この時偶然球に触れた伊智朗は不思議な鼓動を感じる。

放課後、宮原は道具を置きっぱなしにしており伊智朗の友達がそれを使って遊び出してしまう。

止めようと思った伊智朗だったがラケットを握ると再び不思議な感覚になり、クラスメイトと玉突き勝負をすることに。

何のとりえもないと思われていた伊智朗だったがなんと勝負に勝ってしまった。

ただの玉突きがおもしろくなってきた伊智朗はそのまま残って続けてしまい、やがて道具を忘れたことに気がついた宮原が戻ってくる。

伊智朗は勝手に使ったことを謝りそそくさと帰って行ったが、なんと玉突きの回数は1万5000回以上にも達していたのである。

これにより宮原は伊智朗は過去に卓球を行っていたことがあるのではないかと推測する。

感想

おもしろい卓球漫画を探していてこの作品に行きつきました。

短命な卓球漫画が多い中この作品はコミックスで13巻まで続いており非常に期待感がありました。

読んでみると予想通りおもしろい作品でした。

まず主人公が記憶喪失でそこから徐々に記憶が戻って行って強くなっていくっていうのがなかなか斬新な設定ですね。

良くある設定ではありますがスポーツ漫画ではあまり見ないと思います。

出てくるキャラクターたちも個性的で見ていて飽きません。

卓球漫画ではP2が一番好きな漫画なのですが、この作品はその次におもしろかったと思います。

おもしろい卓球漫画を探している方はぜひ読んでみてください。

アニメ化は?

つい最近連載も終了しましたし内容的にはアニメ化されてもおかしくない内容だと思います。

卓球人気も上昇してきていますし、そのうちアニメ化されることもあるかもしれませんね。

取りあえず連載は終了しているのでアニメ化されることを期待して気長に待つことにしましょう。

新たな情報がはいったら随時お伝えしていきますね。

実写化は?

実写化の話も出ていませんね。

この手の漫画を実写化するとCGばかりになってしまいますし、キャスティングが子供ばっかりになってしまうため実写化されることはないと思われます。

もちろん例外もありますが、実写化されるならアニメ化される方が先でしょうね。

可能性はかなり低いと思いますので期待せずに待った方がいいと思いますよ。