Birdmenのあらすじと感想
ここでは実際にBirdmenを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:Birdmen
作 者:田辺イエロウ
出版社:小学館
掲載誌:週刊少年サンデー
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未
あらすじ
区立天空台中学校3年生の烏丸英司は学校ではいわゆる浮いた存在となっており、学校に友達と呼べる存在は不良の鴨田樹真しかいなかった。
烏丸が鴨田と友達である理由は、かつて自分をいじめていたグループに鴨田が所属しており、烏丸がいじめグループを撃退したことで鴨田が憧れをもつようになったためである。
だが学校では周りから腫れ物に触るような目で見られている烏丸ははっきりいって世界なんか滅亡すればいいとさえ考えていた。
一方、学校では「鳥男」なる物が話題を集めており、あることないこと噂されていた。
当然烏丸はそのようなオカルトチックな話は全く信じていなかった。
しかし友達である鴨田は鳥男を信じ切っており、ある時烏丸と鴨田は学校をサボって鳥男を探しに行くことになる。
そこで偶然同じ学校の鷺沢怜と別の学校に通っている海野つばめに出会う。
別に意気投合したわけでもなかったが帰りのバスで4人は一緒になってしまう。
そして不運にもそのバスが事故にあってしまい、4人は瀕死の重傷を負ってしまう。
もう駄目だとあきらめたその時、どこからともなく鳥男が現れ「生きたいか」選択を迫られる。
4人は生きる選択をし、翌日には傷一つない状態で学校へ通える状態になっていた。
だが体に起こった変化はそれだけではなかったのである。
烏丸と鴨田は背中から翼が生え、自らも鳥男になってしまったのである。
同様の変化は鷺沢と海野にも起こっていた。
烏丸は自分たちを助けてくれた鳥男は同じクラスの鷹山崇であることを突き止め、彼からいろいろな情報を聞き出すと共にあの事故で鳥男になってしまった3人の中またと共に様々な困難に立ち向かっていくのだった。
感想
面白い漫画を探している時にたまたま目に入った漫画で、設定がおもしろそうだったので取りあえず見てみました。
なかなか奇抜な発想のSF作品だと思いますが、読んでみると非常に面白かったです。
主人公がネガティブ思考でかしこくないけど頭はキレるという感じなのですが、それがコミカルに描かれている部分もありそのギャップがまた面白いです。
鳥男になった者には一人1つ以上の能力が備わることになるのですが、その能力もなかなか見ごたえがあります。
作者の方の頭がいいと思えるストーリー構成にもなっており、伏線が多数張られていて読んでいて飽きません。
いまだに多くの謎が明らかにされていませんし、今後本当にすべて明かされるのか若干不安でもあります。
ただ田辺イエロウさんの他の作品は「結界師」ぐらいしか読んだことがありませんが、決してハッピーエンドではなかったので本作もそのようになってしまうのではないかと若干の不安はありますね。
まあ別にバッドエンドでも納得できる内容ならいいんですけどね。
Birdmenは世界を相手に戦う壮大な物語になっているのでどういう結末に進んでいくのかこれから非常に楽しみです。
ただし現在は月イチでの連載になっているようなので終わるのはまだまだ先になりそうですね。
アニメ化は?
Birdmenはまだアニメ化はされていませんね。
でも見た感じからそのうちアニメ化されるような気はします。
田辺イエロウさんの前作の「結界師」も普通にアニメ化されていますし、本作はそれに劣らず面白い作品なので、そのうちアニメ化されるでしょう。
実写化は?
SF漫画はなかなか実写化しにくいとは思いますが、ストーリーを考えると実写化されてもおかしくない内容だとは思います。
偶然起こった不幸から力を身に付けた少年たちが世界を変えるために動き出すという内容ですし、映画もつくりやすいと思います。
まあでもアニメ化もまだされていませんし、実写化されるかは微妙なところですね。
アニメ化にはあまり興味はありませんが、実写化されて映画が放映されたら見てみたいとは思いますね。
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