GANTZのあらすじと感想
ここでは実際にGANTZを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:GANTZ
作 者:奥浩哉
出版社:集英社
掲載誌:週刊ヤングジャンプ
巻 数:1~37
評 価:★★★★☆
アニメ化:○
ドラマ・映画化:○
あらすじ
世の中のことを見下し切っている高校生の玄野計はある時地下鉄で小学生時代の親友だった加藤勝を見かける。
見た目不良の加藤は実は正義感が強く線路に落ちた酔っぱらいを助けようと一人ホームから降りて行った。
だが思った以上に救助が難航し列車の到着時刻が近づいてくる。
ホームにいる人間は誰も加藤と手伝わず困っているとホームに親友だった玄野がいることに気がついた。
無責任な大人たちは玄野に責任を押し付けるように視線を送り、後に引けなくなった玄野はホームに降りて加藤の手助けを行った。
酔っ払いは無事に助けることができたのだがそこへ急行列車が来てしまい2人話すすべもなく轢かれてしまい体がバラバラになってしまう。
死を実感する玄野だったが気がついた時には知らない人間たちと一緒に謎の部屋の中にいた。
加藤も一緒に来ていたがその部屋からはどうやっても出ることができず、部屋の中心には黒い球が置いてあった。
そこにいる人間たちにも状況はわかっていなかったがやがて黒い球から歌が鳴り始め指令のような指示が出される。
そこには自分たちの命がなくなったため死人をどう扱おうと自分の勝手だとも書いてあった。
黒い球はネギ星人を倒して来いという指示を出したあと左右に広がりそこにはスーツのようなものと武器があった。
玄野があたりを見渡すとやけに落ち着いた様子の中学生がスーツを着ていたため玄野はそのスーツが重要なものなのではと考えただ一人身にまとった。
黒い球により外に移動させられた一行は家に帰ろうとするが中学生に誘導されネギ星人を探すことになるのだが・・・。
感想
初めて読んだ奥浩哉の作品がガンツだったのですが、その時の衝撃は今でも覚えていますね。
高校生ぐらいの時に友達に面白漫画があるといわれ読んでみると本当に面白かったです。
おそらく当時はだれもが神漫画だと思っていたことでしょう。
しかしガンツが完結するとその評価は一変することになってしまいました。
かくいう私もその一人であの終わり方で納得できた方はほとんどいないでしょう。
途中までなら確実に5つ星の評価なのですが終わりの方は3つ星ぐらいの評価なので間をとって4つ星にしています。
37巻まで続くことになるのですが19巻のオニ星人あたりをピークとしてだんだんおもしろくなくなっていきます。
ですがそこまでの内容は超がつくほどおもしろいのでまだ読んだことがないという方は一度は読んでおくことをおすすめします。
ちなみに最終回の展開は『無敵超人ザンボット3』の影響を受けており同作の最終話へのオマージュとなっていることがあとがきで語られています。
また石森章太郎原作のTV番組『がんばれ!!ロボコン』のガンツ先生がGANTZの名称の由来であり、ガンツの採点シーンもガンツ先生がロボコン達の行動を採点するシチュエーションのパロディとなっているそうです。
スピンオフ作品『GANTZ:G』という作品があり、女性を主人公としたもう一つのガンツの物語を読むこともできるようになっています。
全3巻ですがそれなりに面白い内容になっていると思いますよ。
アニメ化は?
第1期『GANTZ 〜the first stage〜』は、2004年4月10日から6月22日に全11話で放送されました。
第2期『GANTZ 〜the 2nd stage〜』は、同年8月26日から同年11月に全13話で放送されており、第1期よりも残酷なシーンが増えたため年齢制限が設けられたようです。
また劇場版の『GANTZ:O』も2016年10月14日に公開されおり、原作の「大阪編」を中心に描かれています。
ここまでの内容なら非常に面白いのでコミックスを読んだことがあるという方は是非ご覧になってみてください。
実写化は?
PART1『GANTZ』が2011年1月29日、PART2『GANTZ PERFECT ANSWER』(ガンツ・パーフェクトアンサー)が2011年4月23日に公開されました。
GANTZ予告動画
GANTZ PERFECT ANSWER予告動画
コミックスとは設定が異なっているので一味違った内容が味わえると思いますよ。
キャスト
- 玄野計 – 二宮和也
- 加藤勝 – 松山ケンイチ
- 菊地誠一 – 加藤晴彦
- 西丈一郎 – 本郷奏多
- 岸本恵 – 夏菜
- 鈴木良一 – 田口トモロヲ
- 重田正光 – 山田孝之
- 黒服・壹 – 綾野剛
- 相葉香凛
- 堀本雪詠
- 笠井しげ
- 松本光希
- 丸山隼
- 勝弥
- 重岡陽人
- 竹内勇人
- 望月智弥
- 花岡玲
- 石垣光代
- 藤沢健
- 松平和希
個人的にはあまり好きな感じではなかったですけど興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?
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