刻刻のあらすじと感想
ここでは実際に刻刻を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:刻刻
作 者:堀尾省太
出版社:講談社
掲載誌:月刊モーニングtwo
巻 数:1~8
評 価:★★★☆☆
アニメ化:○
ドラマ・映画化:未
あらすじ
佑河樹里は無職の父親の貴文とニートでゲームばかりしている兄の翼とすでに隠居している祖父とシングルマザーの妹の早苗と甥の真と共に暮らしていた。
佑河家は代々男性がだらしない傾向があり、樹里はそんな家族に嫌気がさしていた。
ある時早苗から真を迎えに行ってほしいと樹里に電話があり、樹里は皮肉を込めてグータラしている翼に迎えに行ってあげればと口にする。
翼は迎えに行くことを拒否したがしばらくすると幼稚園から電話がかかってきて早苗の兄だと名乗る怪しい人物が来ているといわれる。
結局翼は真の迎えに行ったのだが、その帰り道突然声を掛けられ一瞬のうちに真と翼は拉致されてしまう。
犯人たちは樹里の家に電話をかけて身代金を要求し、警察に連絡されないように時間を30分後に指定した。
樹里はナイフなどを持って真たちの救出に向かおうとするが祖父がそれを静止して何やら怪しげなことを始めた。
努力と書いてある石に手を置けと言われ、樹里と貴文が手を置くと祖父は包丁で自らの手を切り血を石のくぼみに入れ始めた。
すると何やら光るクラゲのようなものが出てきて祖父が衛盒(えいごう)と唱えるとそのクラゲが体内に入り自分たち以外の時間が止まったのである。
樹里は幼いころ俺を同じことを経験していたことを思い出すが、それは愛犬が死んだつらい記憶だった。
それは止界術と呼ばれるもので、祖父はそのまた祖父に教えられたというが詳しいことは何もわからなかった。
止まった時の中、樹里たちは真たちの救出に向かったのだが、そこへなぜか普通に動く人間たちがやってくる。
どういうことかわからず混乱する祖父たちは問答無用で攻撃を受けた。
祖父は体勢を立て直すために真たちの救助をあきらめ瞬間移動を使って一旦その場から離脱した。
また離脱の際に真を翼たちを人質に取られるが、真を殺そうとした人間は祖父いわく管理人と呼ばれるものに殺されてしまった。
止界術とは一体何なのか?管理人の正体とは?
感想
おもしろい漫画を探している時にたまたま目にとまった作品で、あらすじを読んで気になったので取りあえず見てみました。
率直な感想は正直訳のわからない話で一度読んだだけでは理解するのは難しい作品でした。
ただ一度最後まで読むとかなり理解できるのでもう一度最初から読んでいけばそれなりに楽しめる作品だとも思いました。
発想がかなり斬新なので読んでいて新鮮な感じがしましたね。
ただおもしろいかどうかは人によってかなり意見が分かれると思います。
さらっと流し読みしただけでは話を理解するのも難しいでしょうね。
とはいっても設定自体はかなり興味深いものなので、最近のありきたりな漫画に飽きたという方はぜひ読んでみてください。
アニメ化は?
2018年1月よりTOKYO MX・BS11にて毎週月曜0時30分(日曜深夜)に放送される予定で、インターネットではAmazonプライム・ビデオにて独占配信予定となっています。
ちょうどアニメ化が始まるようで、このタイミングでこの作品を読んだのは本当にたまたまだったのでかなりタイムリーでしたね。
アニメのPVをちょっとだけ見てみましたけどそれなりにおもしろそうでした。
ただコミックを読んで設定を理解したうえでないとつまらないと思うので、先ににコミックを読んでおくことをおすすめします。
8巻で完結しているのでササッと読めると思いますよ。
実写化は?
残念ながら実写化もされていません。
そもそもアニメ化されたのもつい最近なので実写化についてはアニメの人気によるのだと思います。
ただ題材的には実写化しても重しくなるのではないかと思っており、是非ドラマ化してほしいと思う今日この頃です。
アニメ化は非常に反響があったのようなのでそのうち実写化もされると思いますけどね。
まあアニメでも見ながら気長に待つことにしましょう。
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